私のパートナー②

私のパートナー記事の肝心な内容はといいますと「母によると曽祖父は節約家だったらしいのですが、私のためにピアノを買ってくれました。調律師さんからは「いいピアノだね」と言われています。」曽祖父はお小さい頃に亡くなられあまり記憶に残っていないそうです。でも、そのプレゼントは”心の支え”になったそうです。「多感な思春期には、ピアノがうっ屈したやり場のない思いを受け止めてくれました。プロを夢見たこともあるほど大好きだったピアノですが、大学受験を期にレッスンに通う事はなくなりました」ただ彼女とピアノの繋がりはこれで最後ではありませんでした。続きはまた次回に、学年があがると塾へいかないと、ということでやめるかどうか悩む生徒もいますが、一方で、知り合いの生徒で今東大の大学院で博士課程の方は「大学受験で月に1、2度しかレッスンに行けない時期もあったけど、やめずに続ける事で自分にとってリフレッシュの時間となり受験の苦しい時期をのり超えることが出来たと」言っています。音楽への関わり方はひとそれぞれですが、私も音楽に救われた一人なので、自分の生徒にも”心の支えに”なってくれたらいいな~という思いで毎回レッスンをしています。

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コメント: 2
  • #1

    くまのプーさん (日曜日, 18 10月 2015 17:44)

    素敵なお話ですね。音楽の素晴らしさを自分自身のことも振り返りながら改めて感じました。
    そういう思いのこもったレッスン、きっと生徒さん達にも伝わると思います。また続きを楽しみにしています。

  • #2

    すみともこ (月曜日, 19 10月 2015)

    コメントありがとうございます。教室の先生仲間に「小さいことからコツコツと」を座右の銘にしてらっしゃる先生がいます。縁があって教室の扉をたたいてくれた生徒さん、生徒の中には来春より学校の先生になる人もいるので、この記事のピアノ同様、私に出来る事は「小さい」けれど、音も、人も「コツコツと」少しずつ繋がっていったらいいな~と思います。